墓地・霊園の値段の基準
【動画で解説】墓地ってお値段どのぐらいするの!?
墓地・霊園の値段は同じ自治体が運営している公営墓地でも違います。では、値段が決まる基準とはどのようなものでしょうか。
墓地・霊園の値段の基準には次のような要素があります
立地条件
一般的に都市部に近いほど高くなる傾向があります。それは家の土地を購入することと同じで、都市部ほど土地の価格も高いので開発コストが掛かるからです。そのような立地にある墓地・霊園は当然交通アクセスもよくお墓参りに便利ということもあります。当然、平地と傾斜地でも違いが出ます。
区画の広さ
同じ条件であれば区画が広いほうが通常の土地と同じで墓地も高くなります。ただし、基本的に仏教の教えに良い向き、悪い向きはないのですが、お墓の向きを気にされる方が多いのも事実です。向きを気にせずにご供養をしていただくために同じ面積の区画でも、向きや景観などによって値段が異なる場合があります。
施設・設備
いつでも安心してお参りしていただくために休憩場所や段差のない参道、水汲み場の数やセキュリティーなどの施設・設備の充実、墓地・霊園の環境を美しく保ち、管理する人材を常駐しているところでは、それらの整っていない墓地・霊園とくらべると一般的に値段は高めに設定されていることが多いようです。
例えば新聞で話題になった東京都が運営する「青山霊園」では区画の広さが1.55m2から3.35m2で438万円から948万円だそうです。もちろん墓石の費用は別に掛かります。
ちなみに長野県の格安の墓地では3.3m2で5万円弱です。