良い仏壇とは?
「良いお仏壇」とは、毎日お参りしたくなるお仏壇です。毎日お参りしたくなるお仏壇を通じて、家族が仕合せになることです。
良いお仏壇の条件
お仏壇を通じて、家族の絆が芽生え
『"心の豊かさ"と"仕合せな暮らし"が実現できる!』
ことが大切です。
それには、「供養の心」「感謝の気持ち」で毎日お参りしたくなるお仏壇でなければ、「良いお仏壇」とは言えないでしょう。
「良いお仏壇」には「供養の想い」がデザインや材質に表現されていることが最も重要です。
当社では「供養の想いを子や孫へ」伝えることにより家族の絆が芽生え「心の豊かさと仕合せな暮らし」が実現できる!という考えのもと、お客様の声を取り入れ、供養の想いが形になった毎日お参りしたくなるお仏壇の商品開発をしております。
供養の想いが形になった
『毎日お参りしたくなるお仏壇』シリーズの一部をご紹介します
大型光背仏壇(おおがたこうはいぶつだん)【意匠登録済】
「大切なあの人に最高の供養がしたい!」との想いが
形になったお仏壇です。
ご本尊から発する高貴な光を「光明(こうみょう)」と言い、その光明を形にしたものが『光背(こうはい)』と呼ばれています。
驚くほどの大きな光背をお仏壇に施すことにより、「最高の仏様、ご先祖様供養を」との想いが形になっています。
光背の左右には、天人・天女が雅楽器を演奏し、空中を舞いながら、御仏を讃え、仏の世界を護っております。
押花仏壇(おしばなぶつだん) 【意匠登録済】
「優しかったお母さんにいつまでも尽きることのないお花を」との想いが形になったお仏壇です。
お仏壇の背板に施してある押花は、優しかったお母さんのイメージにピッタリです。
「大好きだったお花に囲まれて、やすらかに眠って欲しい!」
そんな願いを込めて、いつまでも尽きることのないお花がそっと捧げられています。
蒔絵仏壇(まきえぶつだん) 【意匠登録済】
「愛する家族が平和に暮らせますように」との願いが形になったお仏壇です。
数少ない一流の蒔絵師が、一本一本心を込めて、平和の象徴である鳥や草花を描いた蒔絵。「家庭の平和が永遠に続きますように!」との願いが込められ、丁寧に仕上げた逸品です。
数珠仏壇(じゅずぶつだん)
「愛する故人が無事浄土へ旅立てるように」と供養の想いを込めたお仏壇です。
両サイドについている大きな数珠の珠を、お参りするたびに一つずつ奥へ送ることにより、無事に浄土へ旅立つことが出来るといわれています。
数珠を通して毎日愛する人へ供養の想いを届けることができます。
モダン仏壇
「洋間に合うお仏壇が欲しかったわ」とのお客様の声から誕生したお仏壇です。
現代の住宅事情に合わせたスタイリッシュなインテリア仏壇。リビングやフローリングにも、広いスペースをとらずに違和感なく納められます。変化する住宅事情にも、代々受け継いできた大切な供養の想いはそのままに...。
銘木仏壇(めいぼくぶつだん)
「日本人になじみの深い銘木で供養がしたい」とのこだわりが形になったお仏壇です。
近年希少価値が高まって「黄色いダイヤ」とも言われる国産の本欅(ほんけやき)。「なじみの深い国産の銘木で供養を!」との想いから、杢目が大変美しい良材のみを使用し、最高の技術と情熱を注ぎ込み、仕上げられております。
ご紹介した商品は、ほんの一部です。
他にもお仏壇をご覧になりたい方はこちらから
代表的な銘木の特徴
世界各国から厳選された様々な銘木がお仏壇に使用されています。
その銘木の種類や使用量によっても値段が異なります。
お仏壇に使用される銘木には6つの条件があります。
- 木質の格調が高い
- 強度があり耐久性に優れている
- 菌や虫に侵されにくい
- 乾燥性が良い
- 木質が緻密で杢目が美しい
- 時が経つごとに気品が高まる
それでは、お仏壇に使用される銘木の一部をご紹介します。
国産銘木
屋久杉(やくすぎ)
(板目)
鹿児島県産屋久杉は日本の樹木の中では銘木中の銘木。大きな木で杢目(もくめ)が細かくとても美しく気品に満ちた材となります。素晴らしい自然の香りに加え時が経つごとに、何ともいえない色調に変わり、益々その味わいが深まり格調が高まります。短所はやわらかい木質ですが、それが長所にもなる特徴を持った不思議な木でもあります。大自然の妙香を備える最高の宮殿(お仏壇)にふさわしい極上の素材です。尚、樹齢1000年以上のものは保護されています。
欅(けやき)
欅の木にまつわる民話は数知れぬ程あります。それ程、日本人に親しみ愛されてきた純和木です。杢目の美しさは世界屈指の銘木で、その上、重硬で耐久性に優れ、寺院や神社の建築材としても多く使用されています。欅の持つ気品は高級指物家具やお仏壇にいかんなく発揮され名品となります。
槐(えんじゅ)
槐(えんじゅ)はマメ科で落葉高木です。原産は中国ですが北海道にも豊富に成育しています。ここで和木としてご紹介しますのは、古来より日本建築の床柱や玄関の上がりカマチ等に、「魔除け」として使われて来た由来があるからです。お仏壇でもこの魔除けの意が重視されるのと木質が硬質で、しかも緻密さがその風格および気品に満ちていると好まれ、高級仏壇に使用されている第一級の樹木です。
外国産銘木
紫檀(したん)
マメ科の樹木で黒檀と同格の銘木です。ラオス・タイ・ベトナムが原産地。緻密な木肌に渋みが加わり、紫檀の製品はとても深い味わいが出てきます。硬い木質に加えて、その色調は気品があり、高級楽器や指物家具、更に床柱などに使われております。中国では宮殿を建てるときにはこの材が主材として使われたそうです。お仏壇には欠くことができない材であります。
黒檀(こくたん)
黒檀は柿の木属で世界に約480種あり、いわゆる渋柿などもこの種に入ります。特に熱帯雨林地帯の東南アジアにこの種類が多く、その中で黒色木質を有するものを黒檀と称しています。
鉄刀木(たがやさん)
アフリカ原産地。マメ科の樹木。杢目は比較的大きいのが特徴です。お仏壇に仕上がると個性に満ちた色調と杢目が相まって格調ある逸品となります。
黄王檀(きおうたん)
パオアマレロ、ボコーテと称されメキシコ、グァテマラ原産地。みかん科の樹木でこの木の持つ味わいにより南米桑ともいわれています。杢目はやや大柄ですが、硬質で光沢があり、その上耐久性にも優れています。明るい色調のお仏壇に仕上がる材の一つです。
シャム柿(黒柿)
フレイジョ、シリコテと称されます。原産地はメキシコ・グァテマラ。柿の木科で辺材の区別がなく淡灰白色で黒色の縞目があります。日本でも東北地方などから相当量の産出がありましたが、良材の減少と共に輸入材に頼るようになりました。貴重な素材として様々な高級品に使われる銘木です。
ウォールナット
北欧が原産地。胡桃(クルミ科)で山地の谷筋などに成育し高さ25m程に達する樹木です。
木質は丈夫で耐久性に優れ高級家具等に多く使用されています。
色調はやわらかく、落ち着いた気品があります。
写真は柾目ですが板目も素晴らしい杢目です。
第一級の銘木としてお仏壇にも多く使われています。