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仏壇

お仏壇のお参りの仕方とお手入れについて

お仏壇はお手入れの仕方により、傷み方が大きく変わります。
正しいお手入れ方法を知っておくことによって、お仏壇を長持ちさせることができます。

お仏壇は、日本の伝統工芸品であり、高級美術品といってよいほどの美しさや芸術性を持っています。それだけに扱い方にも繊細さが必要で、間違った手入れをすると、かえってお仏壇を傷めることになってしまいます。

だからといって特に難しい手入れが必要なわけではありません。幾つかの点に注意すれば、お仏壇を長持ちさせることができます。丁寧に扱えば、50年でも100年でもお守りいただけます。お仏壇のお手入れをしっかり行い、仏様ご先祖様への感謝の気持ちで、毎日お給仕することが、仏様ご先祖様への何よりのご供養です。

毎日お祈りを捧げること自体が、人間の謙虚な心を育て、すがすがしい気持ちをもたらし、よい家庭環境を育てるという役割を果たしています。
物ばかりが豊かになり、置き去りにされている本当に大切な心の豊かさを、お仏壇を通じて親から子へ、子から孫へと継承していってください。

お参りする意味

お仏壇は、購入しただけでいいというものではなく、日々お勤めをしなくては意味がありません。仏様ご先祖様へ祈りを捧げてはじめて、価値あるものになるのです。お仏壇へのお参りで重要なのは、もちろん仏様ご先祖様への感謝の気持ちです。
私たちがこうして無事に毎日を過ごすことができるのは、仏様ご先祖様のおかげです。その気持ちで毎日お参りすることが、何よりのご供養です。

毎日お祈りを捧げること自体が、人間の謙虚な心を育て、すがすがしい気持ちをもたらし、よい家庭環境を育てるという役割を果たしています。
例えば一週間に一度でも、家族全員でお仏壇の前に座っている家庭では、家族全員が心をひとつにするという、尊い時間を過ごすことができます。

また親が毎日、お供えをしてお参りをしている家庭では、たとえ子供がお参りをしていなくても、自然と子供の心に、仏様ご先祖様への敬愛の気持ちが育ってくるものです。子供は親の背中を見て育つのです。
お仏壇でのお勤めは毎日行うことが大切です。本格的なお供えをして、お経を読むことも大切ですが、最低限のことでも心を込めて続けるということが何よりも大切なのです。毎朝、仏様ご先祖様にお参りすれば、必ず一日を健やかな気持ちで過ごすことができます。

日々のお参りの仕方
  1. 朝、起床したら、まず手と顔を洗い、お仏壇に「おはようございます」と挨拶をして一日の無事を祈ります。必ず毎日行ってください!
  2. 家族で朝食を食べる前に、仏飯、浄水(お茶)、花などをお仏壇にお供えします。毎日が難しければ、最低でも週のはじめの月曜日とか、月一回命日にはお供えをしてください。
  3. お供えをしたら、ローソクに火を灯してから線香を焚き、リンを鳴らして合掌礼拝します。この時に読経を行うのが理想ですが、できなければ合掌礼拝のみでも問題ありません。仏様ご先祖様への感謝の気持ちを捧げて、ご供養をしてください。
  4. 家族での食事の際、仏飯やお供物を下げ、皆さんで召し上がってください。
    尚、浄水も水道へ流すのではなく、お花や植木など植物にあげてください。
    ※お供えしたものを戴くことで、仏様のご利益(ごりやく)によって無病息災(むびょうそくさい)になるといわれておりますので、仏様ご先祖様のものは特に無駄にしないよう心がけましょう!
  5. 戴き物も仏様ご先祖様に報告を兼ねてお供えしましょう!
  6. 帰宅の際や就寝前には「今日も一日無事でいさせてくれて、ありがとう」と感謝の気持ちで手を合わせましょう。
お手入れ方法

正しいお手入れ方法を身につけ、お仏壇を永年にわたりお守りしましょう。
お仏壇をきれいにお掃除することも、大切なご供養になります。

唐木仏壇のお手入れ方法

プロのかんたんお仏壇掃除の仕方 唐木仏壇編


唐木仏壇は、金仏壇に比べお手入れに気を使いません。普段のお手入れはお仏壇専用の毛払いで上から順にホコリを落とします。ひどい汚れがある場合は、固く絞った布で濡れ拭きした後、乾拭きで水分を拭き取ってください。
時々、ご本尊やお位牌、仏具などを全て下ろしていただき、毛払いで軽く払った後に、お仏壇内部の棚などは乾拭きしてください。
造りの細かい部分は、綿棒などを使ってきれいにすると良いでしょう。

金仏壇のお手入れ方法

プロのかんたんお仏壇掃除の仕方 金仏壇編


金仏壇は、細かい部分に気を使い、お手入れする必要があります。
それぞれの部分についてお手入れ方法をご説明します。

  1. 1.黒塗り部分

    黒塗り部分はお仏壇専用の毛払いで上から順にホコリを落とします。
    ひどい汚れがある場合は、木綿の布やガーゼなどのやわらかい繊維で乾拭きするのがいいでしょう。かたい繊維は、お仏壇を傷つけることがあります。花瓶の水がこぼれた時などは、すぐに水を拭くよう心がけましょう。放っておくと塗りが傷んで、剥げてくる時があります。

  2. 2.金箔部分

    金箔は手で直接触ると手脂がつき取れなくなりますので、慎重に扱ってください。塩分に弱いので汗をかいた手などで触らないように注意しましょう。
    お仏壇専用の毛払いで軽くホコリを払います。細工が細かいところは、毛払いを使わずに書道用の毛筆で軽く払います。無理に毛払いで払おうとすると、毛払いが彫刻の部分に引っかかって細工を壊す恐れもありますので注意してください。布などで強くこすると、金箔が剥げてしまったりしますので気をつけてください。

  3. 3.金具

    蝶番(ちょうつがい)や金具の部分は、塩分に弱く錆やすいので、直接触らないようにします。触れてしまったら、やわらかい布で軽く乾拭きをしてください。
    お仏壇は湿気を嫌いますので、梅雨時など雨の続いた時には、晴れの日を待って部屋の窓を開け、お仏壇の扉を開けて風を通すと良いでしょう。

以上のお手入れ方法でかなりお仏壇の汚れや傷み方は軽減します。
それでもお仏壇の汚れや傷みがひどいようなら、お仏壇のリフォーム(修復)をすると良いでしょう。
お仏壇のリフォーム(修復)には2つの方法があります。

  • 費用は抑えて綺麗にする方法・・・簡易洗濯
  • 新品同様に綺麗にする方法・・・お仏壇洗濯

お仏壇のお掃除は毎日きれいにしていただくことに越したことはありませんが、日々の生活の中でとなるとなかなか難しい時代ですよね。そこで、最低限お掃除をする日が年間4回はあります。春彼岸、お盆、秋彼岸、年末の大掃除に行ってはいかがでしょうか?
この他にもご先祖様の命日というのもお掃除をするきっかけになるのではないでしょうか。

お仏壇選びは、お近くの一休さんのはなおか 各店舗へ

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TEL 026-263-1900
長野店 長野市高田1288-1
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