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盆提灯には、大きく分けて「置くタイプ」と「吊るすタイプ」の2種類があります。
置くタイプの盆提灯には、「家紋入提灯（かもんいりちょうちん）」、「大内行灯（おおうちあんどん）」、「創作行灯」、「廻転灯」があります。
「吊るすタイプ」の盆提灯には形や大きさも様々ありますが、祭壇（お仏壇）の横へ上から吊るす「住吉提灯（すみよしちょうちん）」、盆棚（祭壇）の上に飾る「霊前灯」があります。「吊るすタイプ」の盆提灯を飾る場合、生花のように創作された「フラワーアレンジメント」なども一緒に飾ることが多いです。

一休さんのはなおかの各店舗に展示された豊富な盆提灯は、私たちが盆提灯づくりの本場である岐阜県に訪問して独自に開発した商品です。一休さんのはなおかでのみの取扱いとなっておりますので、ぜひ一休さんのはなおかへご来店いただき、盆提灯をゆったりとお選びいただければと思います。

長野県では8月13日から16日までがお盆（月遅れ盆）です。
この時期までに四十九日法要を終えた方々にとって、今年のお盆は新盆（あらぼん・にいぼん）となります。新盆を迎えた喪家では、故人をお迎えするために新しい盆提灯をお飾りすることが習慣となっています。
新盆は故人がはじめて家に戻ってくる大切な先祖供養のひとつの儀式です。墓参りをするほか、座敷に盆棚（精霊棚）をつくり、お仏壇からお位牌を出し盆棚に安置します。そのほかに花、線香、供え物、提灯などを供えます。また、親戚、友人、知人を招き法要を営み僧侶にお経をあげてもらいます。

新盆には親戚や知人から喪家に対し提灯を贈る風習があります。このときの提灯を「盆提灯」と呼びます。最近では提灯の数が多くなってしまうこともあり、「御霊前」として一万円前後のお包みをいただくことも多いようで、喪家自身が気に入った提灯を購入することが年々増えてきています。

このような背景から、新盆に盆提灯をご用意されることになるのですが、冒頭でもご案内したとおり盆提灯には様々な種類があるため、それぞれの特徴を知ってから盆提灯をお選びいただくのがいいと思います。

最近では、たくさんの盆提灯を飾るよりも、一対の「大内行灯」をご用意されて祭壇の両脇奥に置く方が増えています。盆提灯を置くスペースが限られていることから、このような傾向になっているようです。その際、喪家の家紋を盆提灯に入れ、大切な故人への冥福を祈り、感謝の気持ちを表すことをお勧めいたします。

家紋入りの大内行灯には、様々なデザインが施されるようになりました。桜の蒔絵やお花をモチーフにした商品が多くなっています。

祭壇（お仏壇）の横へ上から吊るすタイプの盆提灯「住吉提灯」。祭壇（お仏壇）周辺のスペースを有効利用できる一対の「住吉提灯」もございます。

リビングルームやモダン仏壇によく合う盆提灯を創作行灯（そうさくあんどん）。洋間に祭壇（お仏壇）をご用意される方が多くなっていることから、創作行灯が選ばれることも多くなっています。

霊前灯は、盆棚（祭壇）の上に飾ります。
回転灯は、盆提灯が並ぶ一番手前に置きます。
どちらも祭壇（お仏壇）の廻りを華やかに飾る目的でご用意される方が多いことから、そのデザインも明るい色合いや素敵な絵が施されています。

ここでご紹介した盆提灯のすべては、一休さんのはなおかの各店舗に展示されております。新盆を迎える準備でお困りの方や喪家に対し盆提灯を贈ることでお悩みの方は、どうぞ一休さんのはなおかへお気軽にご来店ください。私たちが丁寧に対応させていただきます。

また、お盆の準備と行事について、わかりやすい解説を掲載した小冊子を無料で配布しております。ご希望の方は、資料請求にてご依頼いただくか、お近くの一休さんのはなおかの店舗にてお申し付けくださいませ。

お盆についてのお役立ち情報もご参照ください。

日時：5月24日（金）から8月14日（水）まで　全店同時開催　午前9：30～午後6：00

※毎週水曜日は定休日となります。
(7月1日から8月14日までは、水曜日も休まず営業いたします。※佐久店を除く)