MENU

ニュース・最新情報

母の日参り

仏事・季節の行事
みなさん、こんにちは。若槻店店長の林です。

5月14日は母の日ですね。私たちは「母の日参り」をご提案しています。
旅立たれたお母様にも「ありがとう」感謝の想いを込めてお参りしていただければ、きっとあちらの世界で喜んでくれていると思います。そこで母の日にピッタリの「カーネーション」のお線香はいかがでしょう?お母様のところまで想いが届くと思いますよ。

カーネーションのお線香

ところで、お線香を焚く理由をご存知ですか?
香りは古くから人々の生活を豊かにしてきましたが、仏教では仏様に香りを捧げることを重要なこととして考えてきました。

この捧げる行いを「供養」といいますが、「香」「華」「灯」は三大供養とし最も大切にされています。

特にお香は「香を聞くを以て佛食と為す」と説く教典もあり、仏様や亡くなられた方の食べ物であると考えられてきました。
特に、四十九日の法要まで(「中陰」とか「中有」といいます)は、亡くなられた方が「浄土までの旅」をされています。無事、ご浄土に着きますようにと願い手を合わせます。その間はできるだけ、お線香を絶やさないようにと言われるのはそのためなんですね。

カーネーションのお線香

そして、お香の効用を端的に伝えた詩文で有名なのは「香の十徳」です。11世紀に北宋の詩人「黄庭堅(こうていけん・通称黄山谷こうさんこく)」の作で、我らが一休禅師によって日本に紹介されたとされています。
おおよその意味は、

  • 感覚を鋭くし
  • 心身を清浄にし
  • よく穢れを取り除き
  • よく眠気を覚まし
  • 静かなときには安らぎをもたらし
  • 忙しいときには心を和ませ
  • 多く使ってもいとわず
  • 少なく使っても足り
  • 永く保存しても朽ちず
  • 常に用いても差し支えない

お香はいろんな効果があるんですね。今で言う、「アロマテラピー」の効能といっしょですよね。今も昔も、香りによって癒されているんですね。

さらにお香の香りの種類についていえば、お香も焚く方の用途や趣味嗜好でいろいろな香りがあります。
そこで、少しご紹介させていただきますね。

まずは、お仏壇用のお線香です。
香りもいろいろありますが今年限定の「NHK大河ドラマシリーズ」の「おんな城主 直虎」が好評です。特徴は、水の流れを思わせるアクアノートに、花々の香りのフローラルを乗せた、透明感あふれる華やかな香りで、女性の「強さ」と「可憐さ」を表現したお線香です。

カーネーションのお線香

けれども、今はお香の香りが苦手という人もいます。でもお参りしたい。たとえば小さいお子さんでも抵抗なくお参りしていただけるようなお線香。また、好きなものをお供えしたいという想いから「好物シリーズ」も人気になっています。

カーネーションのお線香

いっぽう、ご法要に欠かせないのが、「焼香」。香木などの天然香料を刻んだお香で、仏前で、直接炭火の上に薫じます。中でも、白檀はインドネシア・インド等で産する高さ10mにもなる木ですが、木の中心しか香りがありません。その大変貴重な白檀は、お香の原料として使われるほか、仏像などの高級彫刻材・扇子・念珠など工芸材料などとして幅広く使われています。その香りは、古くから尊ばれてきました。

カーネーションのお線香

要するに、仏様に捧げるものとして、お香は大変重要のものです。ご法事に呼ばれたときはもちろん、お通夜などでも「進物用のお線香」をお持ちします。お線香を捧げる代わりとしてお金を包むときに「御香典」と書くのも、「仏前にお香を供えてください」という意味が込められているんですね。「御香典」の本来の意味からも、良い香りのお線香を差し上げることが、心のこもったお供えといわれています。

カーネーションのお線香

私たちのお店では、お仏壇で使うお線香から、ご法要のときのお焼香や進物用、また、お部屋、玄関などで炊くお香まで約80種類を用意し皆さまにご利用していただいています。

カーネーションのお線香

ぜひ手にとって、香りを愉しんでください。良い香りのお香で、お参りする方が心を落ち着かせ手を合わせられますと、仏様やご先祖様へのとても良いご供養になると思いますよ。


ページの
上部へ
どのようなことでも
お気軽にご相談ください