お仏壇のお参りを通じて心の豊かさを育む
みなさま、はじめまして。
一休さんのはなおか 川中島店店長の鈴木です。
各店長が週に一度書いているこのブログ、
私が担当するのは今回が初めてです。
最初に何を書こうかと考えた時、
浮かんできたテーマは、
「お仏壇のお参りを通じて心の豊かさを育む」
ことでした。
なぜなら、私たちの使命が、
「毎日お参りしたくなるお仏壇、お墓、公園墓地を通じて"心の豊かさと仕合わせな暮らしを提供する"」
ことであり、私が入社以来、1番に大切にしていることだからです。
では、
お仏壇のお参りを通じて心の豊かさを育む
とはどんなことでしょうか。
みなさまはこの言葉を聞いてどんなことをイメージされますか?
お仏壇のお参りをするルールがあるわけではありませんが、
例えば、このようなことを意識してお仏壇のお参りをすると、
心がすっきりしたり、故人への想いに暖かさを感じたり、
少しずつ自分の心が豊かに育まれていくことを実感できます。
お仏壇のお参りをする時に意識していること
- 嬉しかったこと、悲しかったことなど、今日の出来事を報告する
日記を書く感覚に近いものがあります。お仏壇の前で1日を振り返ると、
嬉しかったことを思い出して心がすっきりしたり、
悲しかった気持ちを切り替えるきっかけになります。
- 共通の知人の出来事や、共通の趣味についての話題を紹介する
故人との思い出を振り返る感覚です。お互いに関心のあった共通の話題があると、
故人との心の対話が弾み、暖かみを感じることが多いです。
- 人には言えない素直な自分の気持ちを告白する
人前で言えないことも、お仏壇の前でなら素直に告白できます。
ついつい感じてしまった不平不満も、自分の至らなさに気づけます。
自分の心がどれだけ豊かになっているかを測ることは難しいのですが、
こういう意識でお仏壇のお参りをしていると、自分の心の変化に気づきます。
心が変化する感覚に気づけると、自分が変わった気がするものです。
心の豊かさを育むとは、こういった感覚のことなのです。
ここまで書いて思い出したのですが、お仏壇を購入したお客様から、
こんなお話をお聞きしたことがあります。
亡くなったおじいちゃんのお仏壇を囲んで、家族全員でお参りをしています。
おじいちゃんの口癖だった「家族全員が揃うと気持ちいい」を実践しています。
実は、おじいちゃんが元気な頃、家族みんなで集まることが少なかったのです。
今思うと、元気なうちにみんなで集まっておくべきだったのですが。。。
ところが、おじいちゃんのお仏壇が家にやってきてから、
同居している息子が孫と一緒にお仏壇に集まるようになりました。
鈴木さんから教わった「おじいちゃんとの共通の話題」を報告しようと思った時、
家族みんなが集まるというおじいちゃんの想いを実現しようと思ったそうです。
同居する息子夫婦、孫たち、そして私が一緒に集まる機会を作ってくれて、
おじいちゃんに感謝の気持ちでいっぱいです。
心の豊かさが育まれるという感覚は、人それぞれだと思います。
このお客様の場合、おじいちゃんの想いを大切にしようと言う気持ちが、
芽生えた感覚が、心が豊かに変化したと言えるのではないでしょうか。
「お仏壇のお参りを通じて心の豊かさを育む」
感覚的なことでお伝えするのが難しかったのですが、
お仏壇のお参りをする時に意識すること、を参考に、
みなさまのお仏壇のお参りの時の意識が少しでも変化していたら幸いです。